お礼メールへの返信文例

求人サイトや企業HPから応募すると、

自動返信メールで「ご応募ありがとうございます」といった旨の

返事が届くことがあります。
システムが自動で送っているメールですので、

放置していいのかなと思いつつ、返信しないと失礼なのかもとも思えるものです。

今回は、自動返信で送られてくるお礼メールに対し、

返信したほうがいいのか、するならどんな文面がいいのかを紹介してきます。

 

1.お礼メールは基本的に返信しなくてOK
まず結論として、「ご応募ありがとうございます」といった類のお礼メールには、

返信しなくてもまったく問題はありません。
求人サイトや企業側が

「受け付けましたよ」という連絡を知らせてくれているメールですので、

「あ、応募が完了したんだな」くらいに理解しておけばOKです。

自動返信のメールですと、

送られてきたメールアドレスに直接メールを返しても届かないケースもあり、

送るだけムダということも考えられます。

よい印象を与えられればと考えてメールを送ろうか悩む気持ちはわかりますが、

その時間を面接対策のために費やしたり、

エントリーシートの見直しにあてたほうが最終的には選考に通りやすくなるはずです。

2.簡単に返信しておくことで心象がよくなる可能性も
ただ、スケジュール的にも精神的にも余裕があるのであれば、

簡単な返信を送ってもよいでしょう。
システムを介してメッセージが送れたり、

直接返信して企業側に届くメールアドレスだったらの話ですが、

ちょっとした一言を添えることで印象がアップするかもしれません。

ただ、人事担当者がその返信メールに目を通すかどうかは、なんともいえないところ。
たとえ目を通したとしても、「わざわざ送ってこなくてもいいのに…」と、

余分なメールを受け取ることをイヤがる会社もあるかもしれません。

返信をくださいと書かれていないメールにわざわざ返信してしまえば、

余計に1つメールを開封する手間を与えることになるでしょう。

ならば、求職者自身も企業側にとっても手間になるお礼メールへの返信は、

控えたほうがいいと考えることもできます。

3.「確認しました」メールを一言送ってみよう
とはいえ、気持ちの上ではなんとなく返信したくなるもの。

そこでここからは、実際のメールに役立つお礼メールへの返信文例を紹介してきます。

「確認のご連絡、ありがとうございました。結果をお待ちしております。」

「はじめまして。応募いたしました〇〇です。

内容を確認しましたので、引き続きよろしくお願いいたします。」

「ご確認いただきありがとうございます。

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。」

「書類選考の件、承知しました。よろしくお願いいたします。」

こうした文面で返信を送るとよいでしょう。

ポイントとしては、人事担当者の印象をよくするためにメールを書くというよりも、

「確認」の意味でメールを送ることを意識するのがおすすめです。

ビジネスの場面でも、メールやファックス、郵送した書類などは

無事に到着したことを確認する連絡を入れるのがマナー。
転職活動中から確認連絡を入れる習慣をつけることは、

入社後必ずプラスに働くはずですよ。

まとめ

以上、お礼メールには返信すべきかどうか、

返信するならどんなメールを送ったらいいかについて紹介してきました。
基本的には返信せず目を通すだけでOKである点と、

もし返信するのであれば「確認」の意味でメールを送ることを

意識すべきという点を覚えておいてください。